症状について
主な全般性不安障害の症状
全般性不安障害 (GAD: Generalized Anxiety Disorder)とは、日常のさまざまなこと(仕事、学業、家庭生活、将来など)についてのはっきりと理由の定まらない心配や不安が、長期間(6ヶ月以上)続き、そわそわと落ち着かない気持ちや緊張に加え
- 疲れやすさ
- 動悸や息切れ
- 肩こりや頭痛など筋肉の緊張
- 不眠
- めまい
などの体の症状を伴うものです。
GADの生涯有病率は5%前後と患者数が多いことが知られています。しかし、医療機関を受診している人も、多くの方は上記のような身体の症状などのため、内科を受診しているのではないかと考えられます。
治療について
GADの治療では、SSRIなどの抗うつ薬や抗不安薬を使用し、不安症状をコントロールし、精神療法なども併せて行っていきます。